北アルプスを望む天空の棚田で、自然栽培(無肥料無農薬)でお米、大豆などを栽培、販売しています。

2018年7月6日金曜日

大豆の種まきと田んぼの除草と。

関東甲信地方は6月末に早々と梅雨明け宣言が出てしまい、本当にびっくり。
その後はしばらく真夏の暑さが続いていましたが、昨日から梅雨が戻って来たような長雨です。
しかもかなりの大雨で、西日本は大変な状況になっているようで心配です。
気候変動の影響か、今までの定型的の気象パターンが完全に崩れてしまい、農業をするにも難しい時代になっているような気がします。
さて、この雨の前に何とか大豆の種まきを終えることが出来ました。
小麦を収穫した畑を大急ぎでトラクターで耕してできるだけきれいに均し、
手押しの播種機「ごんべえ」君を押して大豆の種を蒔いていきます。
炎天下、播種機を押して歩くだけで汗が吹き出します。
小麦を植えていた畑以外も含めて目標の2反歩、何とか蒔き終わりました。
最後に鳥除けにキラキラテープ(正式名称は分りません)を張り巡らせました。
ハトが、播いた直後の豆をほじって食べたり、発芽したばかりの芽を食べるので、とても手間がかかるのですがやらざるを得ない作業です…。
でも、キラキラテープとそれを張るためのピンがたりなくなってしまい、全部の畑には張ることが出来ず、そのままになってしまった畑も…。
ホームセンターに買いに行って後日張るかな、それとも試しにこのままにしてみるかな。
ハトさん、食べなに来ないでね~。
それにしても、麦大豆連続栽培は時期が遅くなってしまうのが難点です。

田んぼの除草は4巡目に入りました。
こちらは除草がうまくいってほとんど草が生えていない田んぼです。
全部の田んぼがこうなってくれると嬉しいのですが…。
こちらは除草に失敗して株間に草がかなり残ってしまいモリモリ成長中。
除草機を既に3回かけているのにこの状態です。

こうなってしまうと、もう除草機のスクリューの調整を目いっぱいきつめに設定しても取り切れません。
あまりきつくしすぎると稲の苗が抜けてしまうし、難しいところです。
同じような手順や日程、そして機械の設定も同じで作業しているのですが、この違いは何なのでしょうか?
除草がうまくいった田んぼは、基本的に草が比較的おとなしく稲の生育が初期から元気な印象でした。
上手くいかなかった田んぼは、逆に草が生育旺盛で稲の生育がなかなか進まずゆっくりな印象。
やっぱり、出た草を取るだけではなく、草がおとなしくて稲が元気に育つ田んぼを田植え前に作ってあげることが自然栽培の稲作の要だなと改めて実感しました。
その運命を分けた原因は何だったのか、まだはっきりとした確証はないのですが、しっかり検証して来年につなげたいです。
とりあえず除草に失敗してしまった田んぼはがんばって手で草を取るしかないのかな。
トホホ…。





0 件のコメント:

コメントを投稿