北アルプスを望む天空の棚田で、自然栽培(無肥料無農薬)でお米、大豆などを栽培、販売しています。

自然栽培の大豆

お米と並んでもう一つ、日本人のソウルフードとも言えるのが大豆です。
味噌や醤油、豆腐に納豆など、日本独自の食文化を支えてきたのが大豆です。
しかし今やそのほとんどを海外からの輸入に頼っているのが現実、しかもその海外から輸入される大豆は遺伝子組み換えや残留農薬の不安が付きまといます。
そんな現実だからこそ、よろこぶつち農園では大豆の栽培にも力を入れています。
農薬・肥料は一切使わず栽培します。
品種はこの地域で昔から栽培されているナカセンナリです。
6月下旬、田んぼの除草作業で忙しい時期に合間をぬってに種まきをします。
7月から8月、除草を兼ねて畝間を管理機で2回ほど中耕します。
ここまで育てばもう大丈夫、あとは収穫までほとんど手がかかりません。
無肥料・無農薬でたくましく育ってくれます。
11月、茶色く枯れてカラカラになった頃に収穫をします。
生育中はあまり手間のかからない大豆ですが、収穫は手間がかかります。
草刈り機で刈り倒した大豆の株を手作業で束ねて畑に立てて乾燥させます。
手作業なのでとても時間がかかります。
莢が十分乾いたら脱穀機で脱穀します。
晩秋は天気が安定しないため気をもむことが多いです。
収穫した大豆は虫食いなどくず豆が混ざっているため、機械、手作業での選別作業を経て晴れて皆様のもとへお届けとなります。
自然栽培の大豆は水煮しただけでも本当に甘くて美味しく、味噌、醤油、納豆、豆腐など、何にでも美味しく変身します。
毎年、多くの皆様に手前味噌の原材料として好評いただいております。