北アルプスを望む天空の棚田で、自然栽培(無肥料無農薬)でお米、大豆などを栽培、販売しています。

2018年6月28日木曜日

小麦の収穫

梅雨に入ってもずっと雨が少ない状態が続いていましたが、今日は久しぶりの梅雨らしい本降りの雨となりました。
先日は、田んぼの除草の合間をぬって、小麦(南部小麦)の収穫をしました。
小麦の収穫時期はちょうど梅雨なので、雨によるカビや穂発芽などの心配があったり、収穫のタイミングもいつも悩むことも多いのですが、今年は空梅雨で小麦にとっては好都合でした。
小麦は秋に大豆の収穫した後地に種を蒔いてから、麦踏も中耕除草も全くせず放置状態でしたが、それなりに育ってくれました。
でも、大豆の後に種を蒔く関係で時期が遅くなってしまうのが原因か、手をかけないのが原因か、もちろん肥料を施さないということが原因ということもありますが、あまり生育は思わしくなく、収量は少なそう…。
畝間に草があるとバインダーがうまく刈ってくれないので、収穫前に畝間の草刈りをしてからバインダーで刈り取っていきます。
刈り取った麦はハザ掛けしてしばらく乾燥させます。
麦の収穫は梅雨時なので雨対策がどうしても必要。
去年は露地にハザ掛けして、雨除けに稲刈り用のハザシートをハザの上から直接かけたのですが、長雨で表面外側の雨にあたる部分が穂発芽してしまい、その部分は泣く泣く捨てることに…。
今年は畑の隅にトマト用の雨除けハウスを建てて、その下にハザ掛けしました。
これでいくら雨が降っても大丈夫なはず。
収穫した小麦は、小麦粉としてはもちろんですが、乾麺に加工したり、自家製醤油の原材料にもなる予定です。
小麦を収穫したらすぐにトラクターで耕して大豆を播きたかったのですが、本日の雨で畑の土が落ち着くまで延期です。
時期的にはギリギリなのですが、なかなか思うようにはいきませんね。
田んぼの除草は3巡目に入っています。
しばらく小麦仕事をしている間に、このところの暑さのお蔭もあって稲もぐっと大きくなってきました。
無肥料栽培はとにかく成長がゆっくりなのでやきもきしてしまいますが、ようやくです。
同時に草も足元でぐぐっと大きくなっています。
このくらい大きくなってしまうと、株元・株間の草は除草機でも取れず、このまま大きくなってしまうなあ…。
かと言って手で取るのも果てしないし…。
ちょっとタイミングが遅いとこうなってしまいます。
除草機で取れる範囲で取ってあとは稲にお任せすることにします。

とにかくこの時期は田んぼの除草、小麦の収穫、大豆の播種など同時並行でやらなければならないことが山のようにあって目が回りそう。


0 件のコメント:

コメントを投稿