北アルプスを望む天空の棚田で、自然栽培(無肥料無農薬)でお米、大豆などを栽培、販売しています。

2019年4月21日日曜日

田んぼ仕事が始まりました。

4月の前半は雪が降ったりと冬のように寒い日が多く、本当に春が来るのか不安になってしまいましたが、春はちゃんと来てくれました。
急に暖かくなって、桜もほぼ満開になりました。
農作業も急に忙しくなってきました。
まずは種籾の塩水選と温湯消毒と浸漬。
年に一度しかしないので段取りを忘れてしまいおっかなびっくり。
ちゃんと芽を出してくれるかな?
水を替えながら約1週間水に漬けておきます。
秋のうちにやり切れなくて残っていた田んぼの藁を片付けて、
トラクターで荒起こしをしました。
本当は4月の初旬にやりたかった作業なのですが、雪がたびたび降って田んぼが乾かず延び延びになっていました。
面積が増えてきて今までの17馬力のトラクターでは作業が追い付かなくなってきたこともあり、この春トラクターをがんばって一回り大きなもの(もちろん中古です)に買い替えました。
24馬力とパワーもあって仕事も速く頼りがいのある相棒になりそうです。
中古とは言えかなり高い買い物でしたので大事に使いたいと思います。
荒起こしはこのようにごろごろと粗く起こしてできるだけ田んぼが良く乾くようなイメージで作業をします。
続いて苗代にする小さな田んぼを代かきをして、
できるだけ水平になるように置き床を作りました。
今週にはお米の種蒔きをして、この置き床に種を蒔いた苗箱を並べる予定です。
いよいよ田んぼのシーズンが始まりました。



2019年4月2日火曜日

春は足踏み、味噌作りのシーズン


このところ春が足踏みしているようです。
冬のように寒い日が多く、雪が降ってうっすらとではありますが積もることも度々です。
本来この時期は「三寒四温」という言葉があるように、寒い日と暖かい日を繰り返しながら徐々に暖かくなっていく頃なのですが、暖かい日よりも寒い日の方が多いですね。

梅の花が咲いたものの、そのまま止まっています。
水仙はやっとつぼみが膨らみかけ、桜はまだまだ咲きそうにありません。
4月に入り、そろそろ田んぼ仕事も始まるのに…。
お~い、春よ来~い。

そんな寒い3月後半は麹作りと味噌の仕込みの日々でした。

お米を蒸かして麹を仕込み、
3日間お子守をしてふわふわの麹が出来上がり。
木製の麹蓋と室を使って作るようになってある程度安定してできるようになりましたが、温度管理ははやり気が抜けません。

出来上がった麹と大豆でみんなで味噌作り。


皆さん、潰しただけの大豆の美味しさにびっくりされます。
我が家の麹と大豆が多くの人たちの元へと旅立って行きました。
それぞれのお宅で美味しいお味噌になりますように。
新しい出会いもあり、お味噌を通じて多くの人たちと繋がることが出来てありがたいことだなと思います。