久しぶりの投稿になってしまいました。
遅くなってしまいましたが、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
信州の山里はすっぽりと雪と氷に覆われております。
年末寒波で降った雪が、成人の日の頃の暖かさで一旦融けかけていたのですが、昨日一昨日の雪で再び雪景色に。
今朝は雪が止み、晴れて-10℃まで冷え込みました。
雪の結晶がピンと立ち、朝日を浴びてキラキラと輝いています。北アルプスを望む天空の棚田で、自然栽培(無肥料無農薬)でお米、大豆などを栽培、販売しています。
久しぶりの投稿になってしまいました。
遅くなってしまいましたが、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
信州の山里はすっぽりと雪と氷に覆われております。
年末寒波で降った雪が、成人の日の頃の暖かさで一旦融けかけていたのですが、昨日一昨日の雪で再び雪景色に。
今朝は雪が止み、晴れて-10℃まで冷え込みました。
雪の結晶がピンと立ち、朝日を浴びてキラキラと輝いています。
猛暑が続いた後は大雨と長雨です。
本当に気候が激しくなっていますね。
そんな天気の中ですが、ササニシキは出穂と開花の盛りで、田んぼによってはほぼ穂が出そろって少し垂れ始めた田んぼもあります。
稲の開花の様子。稲の花は、午前中の割と短い時間で籾の部分がパカッと二つに開いて咲きます。
自家受粉なので同じ花の中で雄しべと雌しべが受粉するのですが、受粉が終わるとすぐに閉じてしまうそうです。
地味ですが清楚で美しい開花の風景です。
無事に受粉すると籾の中に玄米の赤ちゃんが宿り、この後徐々に大きくなっていき、それに伴って穂が少しづつ垂れていきます。
雨が続くと受粉不良になってしまう可能性が高くなるようなので、今後の雨の降り方が心配です。
稲刈りまで天候が順調であることを祈るばかりです。
稲の足元では田の草のオモダカも花盛りです。先日、約一年前に醤油仲間と仕込んだ醤油のもろみを、搾り師さんに来てもらってお醤油に絞ってもらいました。
もろみは当農園で収穫した自然栽培の大豆・小麦を原料に醤油麹を起こしたものに塩と水を加えて仕込み、その後仲間と交代で天地返しをしながらお世話してきたものです。
https://yorokobutsuchi.blogspot.com/2020/03/blog-post.html
先ずは大釜でお湯を沸かして、そのお湯でもろみを溶いていきます。
もろみの出来の良し悪しで加えるお湯の量を加減する必要があるとのこと。
搾り師さんから良いもろみになりましたねとのお言葉をいただきホッとしました。
お湯で溶いたもろみを木製の「フネ」という道具で搾っていきます。
お醤油が出てきました!
この搾りたてのお醤油が香り高くて何とも言えずに美味しいのです。
自然栽培で大豆と小麦を育てるところから、醤油麹を起こし、もろみの仕込みを経て微生物たちの助けを借りてこうしてお醤油になって出てくるというのはとても感動的です。
搾ったお醤油は一度90℃近くまで加熱(火入れ)して不純物であるオリを分離し易くして、3月は毎年味噌作り月間。
近隣のお客さんと一緒に作る味噌の会、今年も合計3回行いました。
無事に我が家の大豆と麹が無事に旅立っていきました。
上の写真はストーブに羽釜を乗せて麹にするためのお米or大麦を蒸かしているところ。
今年は久しぶりに米麹だけではなくて大麦麹にもチャレンジしてみました。
昨年も多くの方にお世話になりありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
信州の山里は雪景色のお正月を迎えております。
田んぼもすっかり雪の下で春まで冬眠です。