北アルプスを望む天空の棚田で、自然栽培(無肥料無農薬)でお米、大豆などを栽培、販売しています。

2018年10月27日土曜日

ササニシキ脱穀中です。

山里では山の木々が色づき始め、美しい秋の風景です。
現在、順次ササニシキの脱穀作業を進めています。
稲刈り後、約3週間ほどじっくり天日で乾かしました。
2週間過ぎたころから水分計で時々チェックしていたのですが、周期的に雨が降ったり、朝晩かなり気温が下がるようになってきたこともあり、なかなかお米の水分量が下がりませんでしたが、このところの晴天でようやく15%代まで下がってきました。
(保存するには15%が良いとされています。)
次々と籾の袋がいっぱいになっていきます。
今年も春の種蒔きから始まって、ようやくここまでこぎつけることが出来ました。
収量も気になりますが、この実りをもたらしてくれた自然の恵みとお米の生命力、そして支えて下さった多くの方々に感謝したいと思います。
脱穀作業の序盤に、腰を痛めてしまうというハプニングが発生してどうなることかと思いましたが、何とか復活。
もう一息、何とか今月中に脱穀作業が終わるようがんばります。
もうじき新米が食べられます。
お米の脱穀作業の前に麦の種も蒔きました。
メインは南部小麦で、小麦粉としてはもちろん、製麺所に委託して乾麺にしたり、手作り醤油の原料になる予定です。
今年は古代(スペルト)小麦の種を知り合いから分けてもらうことが出来、少しですが蒔くことが出来ました。
品種改良される前の古代から伝わる品種で、風味よく、小麦アレルギーのある方も食べられる可能性の高い小麦だそうです。
楽しみです。
10/29追記。
小麦が無事に発芽しておりました。

2018年10月15日月曜日

2018年産ササニシキの年間予約の受付を始めました。

無事に稲刈りも終わり、田んぼにハザが連なる風景はホッとする風景です。
平場の産地ではほぼコンバインで刈るのが当たり前なので、昔ながらのハザ掛けの風景は中山間地など限られた地域でしか見られなくなってしまいました。
今後の天気によりますが、もうしばらく天日でじっくり乾かした後、脱穀をします。

さて、2018年産ササニシキの年間予約の受付を始めました。
今年は田んぼを増やしたこともあってお米に余裕がありそうなので、新規のお客様のご予約も承ります。
新米は11月初旬からの販売を予定しております。
ご希望の方は、11月より来年10月までの一年間のご希望の量(5㎏単位)をお知らせ下さい。
ご予約いただいた後は、ネットショップよりご都合の良い時にご都合の良い量づつ(5㎏~20㎏まで)ご注文下さい。
代金は送料の関係もあるので、その都度お支払いいただいております。
価格は以下のとおりになります。
玄米:800円/㎏
白米・分搗き米:850円/㎏
別途送料がかかります。

ご希望の方はお問い合わせフォームよりお知らせ下さい。
どうぞよろしくお願い申し上げます。


2018年10月11日木曜日

ササニシキの稲刈り終了。

9月は雨ばかりでどうなるかと心配しましたが、ありがたいことに10月に入ってからは晴れの日が続き、そしてさらにありがたいことに、多くの方々が手伝いに来て下さり、稲刈り作業が順調に進みました。
稲刈り2日目にバインダーが故障して農機屋さんから代車のバインダーを借りるというハプニングがあったり、一部の田んぼではぬかるんで苦労したりした所もありましたが、おおむね順調に進みました。
そして昨日、うるち米(ササニシキ)の稲刈りが無事に終了しました。
残りはもち米の小さな田んぼが一枚残るのみ。
今回稲刈りが順調に進んだのは、手伝いに来て下さった方々の存在がとても大きいです。
昔ながらのハザ掛け作業は、やはり人手がいるのといないのでは大違いです。
本当にありがとうございました。
特に印象的だったのは、連休中に泊まり込みで来てくれたボランティアの若者たち。
休みの日に遊びに行くのではなく、ボランティアで稲刈りを手伝おうという心意気が素晴らしい。
韓国から来た方もいて、日本と韓国の間にはここ最近政治的に微妙な雰囲気もありますが、全くそういうことを感じさせない楽しい異文化交流をすることができました。
夜はいろりを囲んで鉄板焼きやバーベキューを楽しみ、ものすごい勢いでお酒もなくなりましたとさ。
こういう若者たちがいる限り、日本の未来も明るいかも、と希望を持ちました。
今後の天気によりますが、2週間から3週間ほど天日でじっくり乾かした後に脱穀をして、晴れて新米になります。
11月の初旬にはササニシキの新米の販売が始められる予定です。