昨年夏に収穫した自然栽培(無施肥無農薬)の南部小麦を製麺所に委託して乾麺に加工してもらいました。
製麺所は、全国の無農薬や自然栽培の小麦を専門に受け入れていて定評のある栃木の黒沢製麺所さんです。
全粒粉ではありませんが、ふすまもかなりの部分丁寧に挽き込んでいるので色は少し茶色っぽいのが特徴で、小麦の香り高い味わい深いうどんです。
是非ご賞味ください。
ネットショップよりご購入いただけます。
https://yorokobutsuchi.cart.fc2.com/ca3/39/p-r3-s/
うどんの原料の小麦の栽培について簡単に振り返ります。
一昨年の秋に種蒔き。
発芽後、この状態で冬を越します。
春になって気温が上昇してくると麦も上へ上へと伸び始めますが、昨年はこの時期にシカにかなり食べられてしまい大打撃。シカにとってはまだ野の草も少なく食べるものがない時期なので格好のエサ場になってしまいました。
6月末頃に梅雨空と田んぼの除草の合間をぬって収穫です。
シカの食害と畑の地力不足もあり、丈も穂も短めで収穫量もかなり少なめでした。
この後、軒下に干して乾燥させたうえで脱穀機で脱穀。
今年は収穫量が少なかったので製麺所に出したのは昨年の半分しか出せず、今後の課題となりました。
でも加工したうどんの味はピカイチ、数に限りはありますが、多くの方にご賞味いただければ幸いです。