北アルプスを望む天空の棚田で、自然栽培(無肥料無農薬)でお米、大豆などを栽培、販売しています。

2018年1月23日火曜日

雪と大豆の選別

この冬は比較的雪が少なく、年末に降って残っていた雪も先日までの暖かさでほとんど溶けてしまっていましたが、ついに来ました。
朝起きたら一面の雪景色です。
田んぼも再びすっぽり雪に覆われました。
田んぼが冬の間雪に覆われていた方が稲は豊作になるという話もあり、雪はありがたい反面あまりたくさん降るといろいろと大変です。
でも幸い20㎝ほどの積雪で済んでくれてホッとしました。
今回の雪は南岸低気圧の影響なので、関東など太平洋側の方もかなり降ったようですね。
♪いぬはよろこび~♪の歌のとおりですね。
雪が降って大変なのは除雪。
家から表の公道まで約80mは私道で除雪車は来てくれないので自力で雪かきをしないと車が出れなくなってしまいます。
朝一番で登校前の息子と雪かき、終わるころには汗をかいて冬の間なまっていた体には良い運動になりました。
これが毎日だったり、もっと積雪が多かったりすると大変だろうな~。
雪国の人の苦労には頭が下がります。
この先は冬型の気圧配置が強まり、今度は日本海から強烈な寒気による雪雲が流れて来るようですが、あまり大雪になりませんように。
家に戻ると大豆の選別作業です。
今年もたくさんのお客様から大豆のご注文をいただきありがとうございます。
機械(選粒機)で大ざっぱには選別できているのですが、虫食いの豆や紫斑病で変色した豆などかなり残っているので、手作業で仕上げの選別作業をしています。
お盆に広げて転がしながら一つ一つ手でくず豆を除けていく作業は時間もかかるし根気が要りますが、薪ストーブとこたつで暖をとり音楽を聴きながら冬ごもりモードでやっています。
10月の長雨の影響なのか紫斑病(豆粒が紫色に変色する病気)にかかっている豆が例年よりも多いため、余計時間がかかってしまいますし、ロスも多く出てしまいます。
農薬を使わないが故の苦労ではありますが、栽培においてもう少し改善できる方法はないものかと思います。
お待たせしてしまっているお客様、順次発送させていただいておりますので申し訳ございませんが今しばらくお待ちくださいませ。


2018年1月8日月曜日

あけましておめでとうございます。

遅くなってしまいましたが、新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
新しい年が皆様にとって素晴らしい年でありますようお祈り申し上げます。
信州の山里の自然の恵みと、多くの方とのご縁に支えられて自然栽培のお米作りも6年目を迎えました。
今年も安心で美味しい自然栽培の農産物を多くの皆様にお届けできるようさらに精進して参りたいと思います。
年末は皆様からお餅・大豆などたくさんのご注文をいただきありがとうございました。
お客様への発送作業を何とか乗り切り、暮れの30日にはご近所さんが集まって恒例の餅つきをしました。
一年間無事に過ごせたことを感謝しながら、それぞれお正月に食べるお餅をワイワイと賑やかにつきました。
中学2年の息子も「搗き」と「返し」と両方できるようになりました。
お昼にはつきたてのお餅を皆で食べましたが、やはりつきたての杵つきのお餅は格別ですね。
お正月は愛知の実家でゆっくり過ごしました。
息子も久しぶりに会ういとこと遊んだり、大井川鉄道のSLに乗りに行ったりと充実した休暇を過ごせたようです。
長野に戻ると氷点下の極寒の地。
7日は地域のどんど焼きの日でした。
午前中に、それぞれの家で飾っていた松飾やしめ縄を持ち寄って竹や茅などと一緒に「松巻き」をします。
夕方に、火を付けて盛大に焚き上げます。
火を付けるのは昔から子供の役目と決まっているそうです。
夜空の下、火を眺めながら今年一年の無病息災を祈り、最後にお餅を焼いて食べました。
気持ちも新たに新しい年のスタートです。
まずは、既に大豆やお米のご注文を多くいただいていますので、大豆の選別、お米の籾摺りと発送作業をがんばります!