北アルプスを望む天空の棚田で、自然栽培(無肥料無農薬)でお米、大豆などを栽培、販売しています。

2018年5月15日火曜日

代かき、田植えの準備進めてます。

いよいよ田んぼに水を入れて代かき作業をしています。
春先は田起こしも含めて田んぼをなるべく乾かすことを意識してきましたが、一転、一気に水の世界になりました。
途端にカエルが嬉しそうに鳴きはじめています。
10枚の田んぼを順番に畦草を刈り、水を入れながら作業をしています。
白いアルプスを眺めながらの作業は本当に気持ち良いです。
が、タイミング良く一気に作業を進めたいのでかなりタイトな作業スケジュール。
効率よく作業を進めるためにはやはりドライブハロー(トラクターの代かき用アタッチメント)が欲しくなってしまいます。
また、代かき前に田んぼの高低差を直す作業をもっとしておきたかったのですが、時間切れであまりできず、来年への宿題となりました。

代かきをしただけでは水が抜けてしまう田んぼが多いので、畦際に市販の畔波シートを敷設しています。
市販の畔波シートは数年で劣化してダメになってしまうことが多く、本来は畦塗り(泥の壁を作って水漏れを防ぐ)をするのが良いのですが、田んぼが広くなってきて昔の人のようにクワ一本ではとてもできませんし、かと言って畦塗り機を導入するのもとてもお金がかかるし…。

代かきと並行して畦草も刈っています。
つい先日、念願のスパイダーモアを手に入れました。
中山間地の当地はとにかく畦や土手が広いので刈り払い機で全部刈っていると、体にとても負担がかかっていました。
作業のスピードはあまり早いとは言えませんが、体はずっと楽になりそうです。
でも燃料の減るのがとても早くてびっくり。
燃料代はかかりそうだなあ。
苗はかなりばらつきはあるのが課題ですが、今のところ順調に育っています。
平均で2.5葉くらいでしょうか。
ただ、苗代の低くなってしまった所は初期に水分過多になってしまい生育があまり良くありません。
苗代はとにかく平らにすることが大事ということを改めて実感。
田植えは6月初旬の予定ですが、それまでに4.5葉くらいまで育って欲しいのですが、毎年その前に黄色くなって生育が止まってしまうことが多く、今年はどうなるかな…。

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