立秋からお盆にかけて秋を感じるくらい涼しくなったのですが、その後再び猛暑が戻って来ました。
日中はうだるような暑さです。
今日は台風20号の名残か雲が多く、吹き返しの風が強くて比較的過ごしやすかったです。
田んぼのササニシキは穂が出揃い、こうべを垂れてきました。
水管理は常に湛水状態ではなく、徐々に水が引いた状態と湛水状態を繰り返す間断灌水にしています。
大干ばつで一時はどうなるかと思った大豆畑も、必死で灌水したのとその後の雨のお蔭でぐいぐい追い付いてきました。
後から補植した部分と、灌水できなかった畑ははやはり厳しいですが…。
草も勢いよく伸びてきたので管理機でもう一度中耕除草しました。
でも作業のタイミングが遅く、草が伸びすぎていて株間の草は残ってしまいます。
最後は手で除草するしかなさそうです…。
大豆の花が花盛りです。
青色のかわいい花が咲きます。
無事に受粉してしっかりと実って下さいよ~。
遅まきながら冬に向けて薪作りもしています。
冬までにしっかり乾いていなくてはならないので、本来なら春くらいまでにやっておきたい作業ですが、春から初夏は農作業が忙しくてできませんでした。
今ごろになって、暑い中汗かきながらやっています…。
原木は家の裏山で倒したものや、近所で倒した木をいただいてきたものです。
ナラ、クルミ、クリ、ケヤキなど。
斧での薪割りは、普段とは違う体の使い方をするのでとても良い運動になりますが、大きな節のあるものは斧ではなかなか割れず、友人宅の薪割り機を借りることも。
どんな節だらけの木でもバリバリ割ってしまう薪割り機、欲しくなってしまいます…。
薪小屋に薪が積み上がった光景は本当に豊かな気持ちになります。
でもまだ信州の長く厳しい冬を越すには足りません。
もう一息頑張らないと、です。
北アルプスを望む天空の棚田で、自然栽培(無肥料無農薬)でお米、大豆などを栽培、販売しています。
2018年8月24日金曜日
2018年8月12日日曜日
大干ばつと雨乞いの効果
7月上旬から1か月間雨らしい雨が全く降らず、畑がカラカラ状態でした。
梅雨明けが異常に早かったうえに、梅雨明け後も夕立すら全く降りません。
7月の末から2回接近した台風は雨を期待していたのに、ほぼ空振りでどこかへ行ってしまうし…。
畑の大豆たちは葉っぱを裏返して干ばつに耐えている状態。
ハトに喰われて後から補植した苗は息も絶え絶え。
生育もかなり遅れていて、例年だとこの時期はもっと大きく茂っている時期です。
いつもは元気な草たちもぐったりして苦しそう。
この畑は水の便が悪く、畑に水を引き込むこともできません。
ついにしびれをきらして、地元の方からポンプを借りてきて畑の下を流れる犀川から水を揚げて灌水をしました。
川から畑まで高低差6mくらいでしょうか、なんとか水が揚がってホースから勢いよく水が噴き出しました。
大豆の土寄せした畝間に順番に水を流し込みました。
大豆たちも喜んでいるようです。
しかし今から生育の遅れを取り戻すのは難しく、かなりの収量減は覚悟しなくてはならないと思われます。
もっと早い時期に灌水するべきでした。
この畑は何とかなりましたが、さらに一段上にある大豆畑まではこのポンプの力では水が揚がりません。
さてどうしたものか…。
最後は神頼み、地元や隣町の先輩方と、地元の神社にある山からの湧水がわく池「お種池」で雨乞いをしてきました。
昔からの言い伝えにのっとり、池の中にある祠にお酒・お米・塩をお供えし、冷水に耐えながら祠の周りを3周回ります。
水を濁らせるのが大事だとか。
回りながら、水のあまりの冷たさに思わず絶叫してしまいました。
その甲斐あって、なんとその日の夜に本当に久しぶりの雨らしい雨が降りました!
それまでの干ばつで土があまりにも乾いていたのでその雨だけでは足りない感じでしたが、翌日は雲の多い天気で暑さもやわらぎ、今日も本降りの夕立が降ったりと、お種池の雨乞い、効果ありました(笑)。
私の今までの経験では、灌水をすると雨が降るというジンクスがあるので、灌水したことも雨乞いの効果があったのではと思います。
これで何とか畑は息を吹き返しそうです。
田んぼではササニシキの出穂の最盛期です。
同時に花盛りです。
朝日を浴びる田んぼが本当に美しいです。
立秋を境に空気が入れ替わったようです。
日中は晴れると暑いですが、朝晩はかなり涼しく、吹く風もどこか爽やかでセミの鳴き声もツクツクホウシへ。
季節はゆっくりとでも確実に夏から秋へと移り変わりつつあるようです。
梅雨明けが異常に早かったうえに、梅雨明け後も夕立すら全く降りません。
7月の末から2回接近した台風は雨を期待していたのに、ほぼ空振りでどこかへ行ってしまうし…。
畑の大豆たちは葉っぱを裏返して干ばつに耐えている状態。
ハトに喰われて後から補植した苗は息も絶え絶え。
生育もかなり遅れていて、例年だとこの時期はもっと大きく茂っている時期です。
いつもは元気な草たちもぐったりして苦しそう。
この畑は水の便が悪く、畑に水を引き込むこともできません。
ついにしびれをきらして、地元の方からポンプを借りてきて畑の下を流れる犀川から水を揚げて灌水をしました。
大豆の土寄せした畝間に順番に水を流し込みました。
大豆たちも喜んでいるようです。
しかし今から生育の遅れを取り戻すのは難しく、かなりの収量減は覚悟しなくてはならないと思われます。
もっと早い時期に灌水するべきでした。
この畑は何とかなりましたが、さらに一段上にある大豆畑まではこのポンプの力では水が揚がりません。
さてどうしたものか…。
最後は神頼み、地元や隣町の先輩方と、地元の神社にある山からの湧水がわく池「お種池」で雨乞いをしてきました。
昔からの言い伝えにのっとり、池の中にある祠にお酒・お米・塩をお供えし、冷水に耐えながら祠の周りを3周回ります。
水を濁らせるのが大事だとか。
回りながら、水のあまりの冷たさに思わず絶叫してしまいました。
その甲斐あって、なんとその日の夜に本当に久しぶりの雨らしい雨が降りました!
それまでの干ばつで土があまりにも乾いていたのでその雨だけでは足りない感じでしたが、翌日は雲の多い天気で暑さもやわらぎ、今日も本降りの夕立が降ったりと、お種池の雨乞い、効果ありました(笑)。
私の今までの経験では、灌水をすると雨が降るというジンクスがあるので、灌水したことも雨乞いの効果があったのではと思います。
これで何とか畑は息を吹き返しそうです。
田んぼではササニシキの出穂の最盛期です。
同時に花盛りです。
朝日を浴びる田んぼが本当に美しいです。
立秋を境に空気が入れ替わったようです。
日中は晴れると暑いですが、朝晩はかなり涼しく、吹く風もどこか爽やかでセミの鳴き声もツクツクホウシへ。
季節はゆっくりとでも確実に夏から秋へと移り変わりつつあるようです。
2018年8月6日月曜日
ササニシキの穂が出始めました。
ササニシキが穂を出し始めました!
今年は例年よりも暑いのですが、出穂はほぼ例年通りの時期となりました。
穂が出ると順次花も咲き始めます。
今年は例年よりも暑いのですが、出穂はほぼ例年通りの時期となりました。
穂が出ると順次花も咲き始めます。
この時期は稲が水を一番欲しがるとされているので、水を切らさないように水管理に気をつけます。
昔からこの時期に入れる水は「花水」「穂水」と言われ重要視されてきたそうです。
このところ、稲が水を吸う量が多いのか、連日の日照りで蒸発量が多いのか、田んぼの水がわりと早くなくなります。
当地は山の湧水が豊富なので、これだけの日照りが続いても水に困ることがないのが本当にありがたいです。
一方、大豆畑はカラカラです。
先週の台風12号の雨はあまり大したことなく、焼け石に水。
夕立も全く降りません。
ハトに喰われて補植した大豆の苗もかろうじて生きている状態です。
草たちもしおれ気味で苦しそう。
この畑は水の便が悪いところで畑に水を引き込むこともできず…。
かと言って軽トラで水を運んで灌水するのも畑が広いので大変だし…。
次の台風13号は心配な半面、まとまった雨に期待します。
暑さを避けて朝と夕方を中心に進めていた田畑の土手草刈り、助っ人の力も借りてようやくひと段落つきました。
中山間地はとにかく土手が広くて草刈りが大変。
忙しさにかまけて草ぼうぼうにしてしまうとさらに刈るのが大変になります。
草を食べてくれるというヤギを飼いたいなと思いつつ、お世話ができるか不安でなかなか実現しません。
登録:
投稿 (Atom)