本当に今年の秋は雨が多すぎです。
7月の梅雨時に降らなかった雨が今ごろになってまとめて降っている感じですね。
田んぼの稲は、夏の高温の影響もあって例年よりも早く登熟が進んで十分に収穫できる状態なのですが、雨ばかりで田んぼが乾かず、なかなか稲刈りができないでいます。
田んぼがぬかるんだまま稲刈りしてもバインダー(稲を刈って束ねる機械)がはまってしまうし、人間も刈った稲もドロドロになるしで大変なのです。
無施肥なので初期生育が遅くなりがちなことから、7月に中干しがしっかりできないことも乾きが悪い一因です。
田んぼが乾くのを待ってから稲刈りしたいけれど、登熟が進み過ぎて刈遅れになってしまうのも心配で気をもみます…。
いつまでも待っているわけにもいかないので、先日、晴れ間を利用して稲刈りを始めました。
今年から新しく借りた田んぼで、耕作放棄されていた田んぼなので稲の初期生育が良かったため7月にしっかり中干し出来たこと、もともと水はけのよい田んぼ(悪く言えば水持ちの悪い田んぼなのですが)ということもあって、雨の翌日で田面に水が残っている状態でしたがあまりぬかるむことなく稲刈りすることが出来ました。
稲刈り初日だったのでスロースタート、小さな田んぼでしたが一日仕事で夕方にやっとハザ掛けまで終えることが出来ました。
このままペースを上げて2枚目3枚目といきたいところでしたが、翌日から再びの雨。
しかも台風24号が長野県直撃コースで向かって来るとの予想で、気が気でありません。
今日は嵐の前の静けさでしょうか、雨も小ぶりで風も全く吹いていません。
かけたばかりのハザとこれから刈る田んぼの稲が倒れませんように。
なんとか被害なく過ぎてくれることを祈るばかりです。
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