昨日、無事に今年のお田植えを終えることができました。
6月1日、気持ち良く晴れてアルプスも見守る中スタートしました。
初日はいつも、上手く植えられるかどうかのドキドキした緊張感と、こうして田植えが始められることに対する感謝の気持ちがないまぜになった高揚感があります。
ホタルイやコナギなどがいっぱい、これで今後の除草作業が楽になるはずなのですが、今年の草たちの勢いはどうなるでしょうか?
苗は、前年に苗代に周辺の刈った草を少し入れただけのほぼ無肥料で、そこそこ良い苗になってくれました。
4~4.5葉で丈も15㎝以上、ただ、欲を言えばもう少しがっちりとして根の張りが良い苗に育てたい…。
田植えは、今後の草対策を考えるとなるべく水を張ったまま田植えをしたいのですが、この状態では少し水が多くて、田植え機の速度を上げるとがうまく苗を植えられずに転び苗になってしまう苗が多発したため、速度を上げずにゆっくりとスタート。次の田んぼからは効率重視で思い切って田面が露出するくらいかなり水を落として植えることで、かなり転び苗は改善しましたが、完全にはなくなりません。
水尻から水を落とすと、既にたくさんいる水の生き物たちも流れてしまうのもあまり気持ち良くはありません…。
転び苗になってしまうのは植える時の水の多さだけでなく、ポット苗田植え機の特性上、苗の根の張りの弱さも関係していそう。
床土に肥料を使えば根の張りの良い苗を作ることは出来るのでしょうが、そこは自然栽培、無肥料でいかに根の張りの良い苗を育てることが出来るかが来年以降の課題です。
植え終わったら再び水を入れます。大小合わせて10枚の田んぼ、約7反5畝の田植えを予定どおり3日かけて終えることが出来ました。
苗たちがすくすくと健康に育つこと、これからの天候が順調であることを願うばかりです。
今日は雨の一日で、お待たせしていたお米の注文の籾摺り発送作業を済ませてから、少し体を休めました。
植えたばかりの田んぼの苗たちも雨を喜んでいるようです。
ホッとする間もなく、明日からは各田んぼの転び苗になってしまってうまく植えられなかった所を補植して回り、それが終われば1回目の除草作業が始まります。
怒涛の農繁期が続きます~。
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