10月末に脱穀作業を終えてから、順次田んぼの仕舞い仕事を進めています。
脱穀の後のワラを回収して田んぼの外に持ち出し、代わりに前年のワラ(一年間積んで朽ちかけたもの)を田んぼに戻します。
収穫後のワラをすぐに裁断して田んぼに戻す方法の方が一般的で、私も初めはその方法でやっていたのですが、次年の田植えまでにワラの分解が十分進まずに稲の生育を阻害する可能性が高いため、今はこのような方法に落ち着いています。
毎年恒例のワラを積んだ軽トラが田んぼにはまってしまうハプニングが発生。朽ちかけた前年のワラをフォークを使って全面に拡げたら、トラクターで秋起こしです。
この秋起こし作業を適期にすることで翌年の田植えまでに有機物の分解が十分に進み、田植え以降の草の勢いがおとなしくなる、というアドバイスを頂いて去年の秋からやっています。
でも、去年の秋起こし作業の時期が少し遅かったせいなのか、今年の草の勢いは例年どおりであまり効果は感じられませんでした。
(本当はもう少し気温が高い10月中に秋起こしすると良いようなのですが、脱穀作業が10月下旬までかかってしまうことと、土がある程度乾いて固まらないとできない作業なのでどうしても11月に入ってしまいます。)
年数を重ねると変化が出てくるのか、もう少し続けてみようと思います。
紅葉で色付いた山々が美しい晩秋の山里の風景です。写真では色があまり良く分からないのが残念です…。
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