北アルプスを望む天空の棚田で、自然栽培(無肥料無農薬)でお米、大豆などを栽培、販売しています。

2018年12月10日月曜日

新大豆の販売始めました。

先日、脱穀した大豆を選粒機にかけて一次選別をしました。
この機械、大ざっぱではありますが、割れ豆やくず豆を除けて、良い豆をさらに大中小に分けてくれるありがたい機械です。
地域の方が所有しているものを好意で使わせていただきました。
でもあくまで大ざっぱになので、販売するにはさらに人の目で見て手作業での選別作業が必要になりますが、全部手作業で選別していたころに比べると本当に楽になりました。
今年は収量は少なかったものの、粒がそろってきれいな豆が多いです。
少しまだ水分量が多いのでシートに広げて干しているところですが、順次販売を始めております。
自然栽培のナカセンナリ、今年も甘くて美味しい豆になりました。
手前味噌作りの原料として毎年好評を頂いております。
是非ご利用ください。
ネットショップから注文をいただけます。
https://yorokobutsuchi.cart.fc2.com/?ca=4



2018年12月6日木曜日

うどん(乾麺)の販売を始めました。

先日、今年の6月に収穫した自然栽培(無肥料無農薬)の南部小麦を製麺所に委託してうどん(乾麺)に加工してもらいました。
製麺所は、全国の無農薬や自然栽培の小麦を専門に受け入れていて定評のある栃木の黒沢製麺所さんです。
全粒粉ではありませんが、ふすまもかなりの部分丁寧に挽き込んでいるので色は少し茶色っぽいのが特徴です。
小麦の香り高い味わい深いうどんになりました。
昨年は自家用分しかありませんでしたが、今年は量を増やして少し余裕がありますので皆様にも召し上がって頂きたいと思い販売します。
たくさんはないので数量限定販売です。
これからの寒い季節、ふうふう言って食べる熱々のうどんが美味しいですね。
是非ご賞味ください。
ネットショップよりご注文頂けます。
https://yorokobutsuchi.cart.fc2.com/ca3/39/

去年の秋、大豆を収穫した後地に小麦の種蒔きをしました。
大豆の後だと冬の早い信州では時期的に少し遅いのですが…。
発芽後、冬の寒さにじっと耐えます。
春の訪れと共にぐんぐん成長を始めます。
そして6月末の麦刈りの様子です。
今年は空梅雨だったので、麦の収穫にはカビや穂発芽の心配もなく好都合でした。
無肥料ということと、播種の時期が遅かったこともあり、なかなか収量は厳しいものがありましたが、こうして乾麺になった姿を見るとしみじみありがたいことだなと思います。




2018年11月28日水曜日

大豆の脱穀

このところ、日中はポカポカ陽気の安定した天気が続いています。
でも朝は連日霜が降りる冷え込みです。
先日は大豆の脱穀をしました。
収穫後、2~3週間ハザに架けて干していたものです。
毎年、地元のJAから大豆用の脱穀機を借りています。
大豆の株ごと突っ込むと莢や枝を飛ばして大豆だけがカラカラと出てくる優れもの。
年に一回しか使わないものなので借りられるのはとてもありがたいことです。
丸々としたきれいな豆が出てきました。
今年は、梅雨時の干ばつが響いてか収量はやや少なめですが、虫食いやくず豆が少なく、きれいな豆が多いです。
農薬を使わないとどうしても虫食いや病気にかかった豆が混じり、毎年選別作業が大変なのですが、今年は楽になりそうで嬉しい限り。
その年の天候などに左右されるのでしょうが、何が良かったのか正直なところ分かりません…。
9月の長雨が大豆にとっては良かったのかな?
この後、選別機にかけて大まかに選別し、最後に仕上げの手選別をして晴れてお客様のもとに届けられます。
もうしばらくお待ちください。
アルプスはすっかり雪化粧しました。
田んぼのワラも雪が降る前に早く片付けなくちゃ…。

2018年11月21日水曜日

干し柿作り

今年は柿が豊作です。
借りている畑の土手に生えている渋柿の木に柿の実が鈴なりです。
少し時期が遅くなってしまいましたが、せっせと取って夜な夜な柿の皮をむいて干し柿作り。
軒下に吊るして見事な柿すだれが出来上がりました。
昨年は不作で干し柿が作れなかったのでうれしい限り。
美味しい干し柿になりますように。
年明け1月頃には食べられるかな?
美味しく出来上がったら販売もする予定にしておりますのでお楽しみに。

2018年11月8日木曜日

大豆の収穫

お米の脱穀作業が終わってホッとする間もなく、現在大豆の収穫を進めております。
茶色く枯れてカラカラになってきたら収穫時です。
今年は梅雨時に雨がほとんど降らなかった大干ばつの影響で、初期生育が遅れました。
必死に灌水したのと、お盆以降の雨で持ち直したものの、全体に収量は少なくなりそうです。
でもその厳しい天候を生き抜いた大豆たちには、本当によく頑張ったねと声をかけたいです。
先日は、ありがたいことにボランティアの方や、お米の定期購入のお客様が手伝いに来てくれました。
大規模農家さんは大きなコンバインで一気に収穫するところですが、小規模な当農園では、刈るところだけ草刈機で刈り倒しますが、あと集めて束に縛ってハザに干すのは全部手作業です。
この日は皆さんのおかげで6畝の畑の大豆があっという間にハザにかかり、ついでにお米の脱穀後そのままになっていた田んぼのハザの片付けも手伝っていただき、10枚の田んぼのハザが一気に片付きました。
1人でやるのと大勢でやるのでは大違いです。
やっぱり人の力って素晴らしいなと思いました。
ありがとうございました!
夜はいろりを囲んで、ふだん山の中に暮らしていると出会うことのない方たちと楽しく交流が出来たのもまた嬉しいことでした。
新米の販売開始以降、たくさんのお米のご注文をいただいております。
現在、籾摺り作業も同時並行で鋭意進めております。
ありがとうございます。


2018年11月1日木曜日

2018年産ササニシキ新米の販売始めます!

本日、全ての田んぼの脱穀作業が終え、全てのお米を貯蔵部屋にしまうことが出来、ホッとしています。
さっそくササニシキを少しだけ籾摺りをして5分搗きにして炊いてみました。
まず、見た目つやつやピカピカ光っています。
口に含むと新米ならではの瑞々しさと香りが広がり、それでいてしっかりと粒が立っていて何とも言えない美味しさです。
おかずなしで何杯でも食べられそうです。
今年も美味しいお米が穫れたこと、ありがたいことだなあと改めてしみじみ思いました。
もしかしたら、しばらく寝かせて落ち着いた頃の方が美味しいのかもしれませんが、やはり新米の美味しさは収穫作業を終えた感謝の気持ちと達成感と相まって格別なものがあります。

という訳で、2018年産ササニシキ新米の販売を始めます!
年間予約されたお客様はご都合の良い時にネットショップよりご注文下さい。
また、今年は田んぼを増やしたこともあって、お米にまだ余裕があります。
新規(一般)のお客様のご購入もお待ち致しております。
以下のサイトよりご注文下いただけます。
https://yorokobutsuchi.cart.fc2.com/
農薬肥料を使わず、山の湧水と大自然の恵みで育った自然栽培のササニシキを是非ご賞味ください。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
アルプスがついに白く雪化粧。
先日は初霜も降りて、山里は一気に初冬の装いです。

2018年10月27日土曜日

ササニシキ脱穀中です。

山里では山の木々が色づき始め、美しい秋の風景です。
現在、順次ササニシキの脱穀作業を進めています。
稲刈り後、約3週間ほどじっくり天日で乾かしました。
2週間過ぎたころから水分計で時々チェックしていたのですが、周期的に雨が降ったり、朝晩かなり気温が下がるようになってきたこともあり、なかなかお米の水分量が下がりませんでしたが、このところの晴天でようやく15%代まで下がってきました。
(保存するには15%が良いとされています。)
次々と籾の袋がいっぱいになっていきます。
今年も春の種蒔きから始まって、ようやくここまでこぎつけることが出来ました。
収量も気になりますが、この実りをもたらしてくれた自然の恵みとお米の生命力、そして支えて下さった多くの方々に感謝したいと思います。
脱穀作業の序盤に、腰を痛めてしまうというハプニングが発生してどうなることかと思いましたが、何とか復活。
もう一息、何とか今月中に脱穀作業が終わるようがんばります。
もうじき新米が食べられます。
お米の脱穀作業の前に麦の種も蒔きました。
メインは南部小麦で、小麦粉としてはもちろん、製麺所に委託して乾麺にしたり、手作り醤油の原料になる予定です。
今年は古代(スペルト)小麦の種を知り合いから分けてもらうことが出来、少しですが蒔くことが出来ました。
品種改良される前の古代から伝わる品種で、風味よく、小麦アレルギーのある方も食べられる可能性の高い小麦だそうです。
楽しみです。
10/29追記。
小麦が無事に発芽しておりました。