北アルプスを望む天空の棚田で、自然栽培(無肥料無農薬)でお米、大豆などを栽培、販売しています。

2016年11月25日金曜日

初雪と干し柿

11月だというのに雪が降ってしまいました。
畑に島立て乾燥中の大豆もシートを掛けられなかった所は雪をかぶってしまいました…。
このところ天気が安定せずなかなか脱穀できずにいましたが、いつできることやら…。
それにしても早すぎます。
この雪の前に干し柿用の渋柿の収穫をしました。
今年は柿が豊作で、借りている畑の敷地にある柿の木も大粒の柿がたわわに実っています。

先日のキウイもそうですが、肥料もやらず、剪定もしない全くの放任ですが、自然の力はすごいなと感心してしまいます。
薪ストーブの前でひたすら皮をむきます。
去年までは地道にピーラーと包丁でむいていましたが、今年は手回し式の皮むき器を導入。
慣れると結構速くむくことが出来る優れものです。
特に子供はコツをつかむのが早く、これまた感心してしまいます。
 あっという間に樽いっぱいになってしまいました。
雪の降る中、軒先に吊るしますが、手が寒さでかじかんできます。
ずらっと並んだ様はさながら柿のカーテンのようで美しいですね。

去年は11月上旬に吊るしたのですが、季節外れの長雨と暖かさで全部かびてしまいました。
今年は遅めにやってみましたが、逆に少し遅かったかもしれません…。
真冬の寒さが早く来てしまうとなかなか干し柿になってくれないのです…。
甘くて美味しい干し柿になりますように。

うまくいったら今年は販売もする予定です。
食べられるようになるのは年明けくらいでしょうか。
燻蒸しない自然な干し柿は本当に美味しいですよ~。

お楽しみに!

2016年11月15日火曜日

大豆の収穫

 大豆の収穫を無事に終えました。
品種はナカセンナリというこの辺りでは一般的な白大豆。
美味しいお味噌になります。
面積は今年は全部で1反3畝ほど。
今年も無肥料無農薬でたくさんの実ってくれました。
 大豆がカラカラに枯れたころ、刈り払い機を使って丁寧に借り倒していきます。
刈った大豆は束ねて畑に立てて乾かします。
本当は雨に当らないようにビニールハウスなど屋根の下で乾かしたり、お米のようにハザ掛けしたりしたほうが良く乾くのですが、ビニールハウスはないし、ハザ掛けするのは手間がかかるため、妥協してこの方法でやってみました。
よく乾かないと脱穀作業がうまくいきません。
お天気が続いてくれるよう祈るばかりです。
はるばる名古屋から手伝いに来てくれた中上さん、ありがとうございました!

大豆は味噌のほか、醤油、豆腐、納豆などにも加工して楽しむ予定です。
もちろん大豆としての販売もしますよ~。
 ふと見上げると晩秋の信州の山里の風景が美しくて癒されます。