田んぼではササニシキが花盛りです。
籾一つ一つが小さな花で、白く見えるのは雄しべで籾の中に雌しべがあります。
午前中のごく短い時間に籾がパカッと開いて雌しべに雄しべの花粉が受粉することで籾の中にお米の赤ちゃんが宿ります。
(なので厳密に言えば上の写真は開花の瞬間をとらえたものではありません。)
この開花の時期に雨が続くと受粉がうまくいかず、実の入らないシイナが増えてしまうと言われています。
今日は再び雨、これだけ天気が不順だとちゃんと受粉できているのかどうか心配になってしまいます。
そして今のところは大丈夫ですが、いもち病も心配…。
開花の時期は「花水」と言って稲が最も水を欲しがる時期と言われているので、水を切らさないよう水管理に気をつけます。
こちらは大豆畑。
初めに蒔いた大豆は条間がすっかり覆われるくらいまで茂ってきました。
ここまで茂ってくれれば草も抑えられて一安心ですが、後から蒔いた畑は蒔く時期が遅かったり欠株も多かったりで大豆の茂り方が足りず、草がかなり目立ちます。
もう一度管理機で中耕除草するか、でも雨が多くて土が重いと思われるので管理機は入れずに草刈機で草を刈るか、何とかしなくては…。
大豆も花盛りです。水色の可憐な花です。
大豆は稲とは逆に開花時にある程度雨が降ったほうが受粉がうまくいくことが多いと言われているので、このところの天気は大豆にとっては一安心というところでしょうか。
お米の花も、大豆の花もけなげに咲く様はそれぞれ綺麗で本当に癒されますね。
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