今日は雪ではなく本降りの春の雨が降っています。
先日、昨年に引き続き松本市にある自然農法国際研究センターにお米の食味検査をしていただきました。
気になる結果はいかに…?
まずは検査をして下さった三木さんの、「今まで18年間食味値を見てきたわけですが、ベスト5に入る結果だったと思います。」というコメントにびっくり!
今まで試行錯誤を繰り返しながらやってきた苦労が報われたような嬉しいお言葉をいただきました。
具体的な内容ですが、難しい数字が並んでいて分かり難いのですが、窒素(N)、カリウム(K)、マグネシウム(Mg)、アミロースの各成分の数値から食感を表す粘り値、食味を表す旨味値が算出されています。
粘り値が標準を大きく上回る1.9、旨味値がこれも標準を大きく上回る1.8でした(粘り値旨味値ともに±0を基準に1.0以上が良食味)。
前回の2016年産が粘り値が1.5、旨味値が1.4だったことに比べてもかなり良いということが出来ると思います。
特に窒素(N)の数値がとても低かったことが特徴的で、やはり肥料を施さない自然栽培を継続していることが数値に表れているのではないかと思います。
湧水から流れ込むミネラル分も良い結果に寄与しているはず。
また、天候条件と作業のタイミングも良かったのだと思います。
今回はサンプル検査なので、田んぼによって数値は変わってくる可能性はあり、一概には言えないとは思いますが、今の栽培法や管理の方法で基本的には間違っていないなということ、よろこぶつち農園のお米を自信をもってお客様にもお勧めしていけるなと思いました。
今後の課題としては、この食味を維持しつつ収量をあげていくこと、死米などくず米の比率を下げて品質を上げていくことでしょうか(2017年産は死米が多くて色彩選別機で選別しています。)。
もちろん、相変わらず草対策も課題ですが…。
まだまだ試行錯誤は続きそうです。
もうじき今年のお米作りが始まります。
今年も美味しいお米を皆様にお届けできるよう頑張りたいと改めて思いました。
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