北アルプスを望む天空の棚田で、自然栽培(無肥料無農薬)でお米、大豆などを栽培、販売しています。

2018年3月18日日曜日

春の田んぼ仕事始まりました。

暖かくなったかなと思ったらまた寒くなったりと三寒四温な日々ですが、雪もすっかりとけて、福寿草が満開になり、オオイヌノフグリ、フキノトウ、などなど春を告げてくれています。
さて、今年の田んぼ仕事をいよいよ始めました。
まずは苗を育てる苗代の予定地に米ぬかを撒きました。
苗は狭いところで密集して育てるため地力が必要で、現状では補いとして自家産の米ぬかを使用しています。
現状では育苗に関しては有機肥料を使っているということになりますが、収穫したお米を精米して出たものを戻すという感覚で自然な範囲と考えています。
そして、秋の収穫後そのままになっていた藁の片付けをしています。
本当は秋のうちにやっておきたいことですが…。
収穫後の藁をどうするかというのは結構大事なポイントで、これまでいろいろと試行錯誤してきましたが、一旦田んぼの外に持ち出すということに最近は落ち着いています。
持ち出した藁は積んでおいて、1~2年後にすっかり分解したころに田んぼに戻します。
分解していない生の藁を田んぼにすき込むと、稲の生育に何かと悪い影響を与えてしまうのです。
こちらは1年積んでおいた藁です。
黒くなってボロボロになっています。
このくらいになれば田んぼに戻しても大丈夫かな?
自然栽培の農家さんでも、藁を全く戻さないという方もいれば、戻すという方もいたりといろいろです。
藁を戻す田んぼと戻さない田んぼと両方やってみて稲の生育を比較してみようかと思います。


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