先日、再び寒の戻りで予想以上の大雪となりました。
冬の間は一度も雪かきをしなかったのに、3月末になって初めて雪かきをすることに。
湿った重い雪だったので良い汗をかきました。
さてそんな中、発酵三昧の日々を過ごしておりました。
味噌用の米麹を仕込んでは、
週末ごとに出来た麹と大豆で近隣のお客さんと一緒に味噌作り。
丹精込めて栽培した自然栽培の大豆とお米(米麹)がそれぞれの家庭に味噌として旅立って行きました。
美味しい味噌になれよ~。
近隣の方、よろこぶつち農園の自然栽培の大豆とササニシキの米麹で手前味噌を仕込んでみませんか~?
来年になってしまいますが、まだ少し枠に余裕があります。
多めに作った米麹でどぶろくを仕込んでみました。
米麹と蒸かしたお米と湧水、スターターとして純米酒の酒粕にレモン汁を少々。
10日ほどでブクブクと元気に湧いてきました。
初めは甘い乳酸飲料のような味わい、やがて徐々にアルコール発酵が始まって複雑な味わいへと日々味が変化していくのが面白いです。
飲んで量が少し減ってきたら、再び米麹と蒸かしたお米・湧水を足すとまた元気にブクブク湧いてきます。
生きた乳酸菌と酵母、微生物たちが愛おしく感じます。
これを毎日飲み始めてからお腹の調子も体調も良いような気がします。
そして、このどぶろくはパン種にもなるのです。
昨年収穫したスペルト小麦の全粒粉とどぶろくでパンを焼いてみました。
仕込んだ生地を少し温度かけるととても元気よく膨らんでくれました。
焼いてみるとほのかにお酒の香りのするとても風味の良いパンが焼けました。
いや~、発酵の世界は面白いです。
こんな時だからこそ、生きた本物の発酵食品を自給することがますます重要になってくるのではないかと思います。
来週は去年仕込んだ醤油の搾りもやる予定です。
そろそろ田んぼの田起こし作業を始めたりしたいのですが、ドカ雪とその後の雨で田んぼは水浸し、しばらくは田んぼに入ることはできなさそうです。
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