北アルプスを望む天空の棚田で、自然栽培(無肥料無農薬)でお米、大豆などを栽培、販売しています。

2020年5月1日金曜日

お米の種蒔き

4月はいつまでも肌寒い日が続いていたのですが、急に気温が上がっていきなり初夏の陽気になりました。
先日、お米の種蒔きを無事に終えました。
同じ村内のいつもお世話になっているファミリーに手伝ってもらい、作業はとてもはかどりました。
浸漬していた種籾を引き上げて、お風呂を使って25℃~くらいで温度をかけて催芽します。
はと胸くらいで仕上げるのが良いとされていますが、少し出過ぎたものもあり…。
それを全自動式の播種機で苗箱に蒔いていきます。
全自動とは言っても土を補充したり、蒔き終わった箱を移動したり灌水したりと結構忙しい。
また、土は近所の山土を取って来て使っているのですが、それを篩でふるって準備するのも忙しい。
ササニシキ249枚
ササシグレ26枚
白毛モチ12枚
ファミリーが自給用の田んぼで使う苗も含めて全部で287枚蒔きました。

日を改めて、種を蒔いた苗箱を苗代に並べる作業。
これが人力でやるしかないしんどい作業なのです。
ぬかるむ苗代田に入って重い苗箱を運んで、腰をかがめながら一枚づつ並べていきます。
最後は保温シートを掛けて出来上がり。
5人がかりでやったらほぼ半日と予想以上に早く終わりました。
やっぱり農業は人手だなあと痛感しました。
ありがとうございました!
無事に芽が出て健康な良い苗に育ちますように。

種を蒔き終わると、いよいよ始まったなあ、とドキドキするような緊張感とワクワクするような高揚感とが入り混じった気持ちになります。




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