北アルプスを望む天空の棚田で、自然栽培(無肥料無農薬)でお米、大豆などを栽培、販売しています。

2021年8月13日金曜日

稲の開花、薪作り

 

猛暑が続いた後は大雨と長雨です。

本当に気候が激しくなっていますね。

そんな天気の中ですが、ササニシキは出穂と開花の盛りで、田んぼによってはほぼ穂が出そろって少し垂れ始めた田んぼもあります。

稲の開花の様子。

稲の花は、午前中の割と短い時間で籾の部分がパカッと二つに開いて咲きます。

自家受粉なので同じ花の中で雄しべと雌しべが受粉するのですが、受粉が終わるとすぐに閉じてしまうそうです。

地味ですが清楚で美しい開花の風景です。

無事に受粉すると籾の中に玄米の赤ちゃんが宿り、この後徐々に大きくなっていき、それに伴って穂が少しづつ垂れていきます。

雨が続くと受粉不良になってしまう可能性が高くなるようなので、今後の雨の降り方が心配です。

稲刈りまで天候が順調であることを祈るばかりです。

稲の足元では田の草のオモダカも花盛りです。
厄介な草なのですが、花はとてもきれいです。

田畑の仕事が落ち着いたので、やっと気になっていた冬のための薪作りをしています。
乾かす期間を考えると本当は春までにやっておきたい仕事ですが、いつもギリギリのこの時期になってしまいます、、、。
春先に地元の方からもらってきたナラやケヤキの木をチェンソーで玉切りにして斧でひたすら割っています。
もらってきた時に既に一年たっていた木だったので、二梅雨当ってナラの木は半分スカスカになりかけていて、とてももったいないことをしました。
同じ時にもらってきたケヤキは全く大丈夫で、良い感じで乾いて斧でも割りやすくなっています。
この薪小屋がいっぱいになるととりあえず一安心なのですが、まだまだたですね。
冬の寒さの厳しい信州の山里では薪のストックは生死に関わりますので頑張ります(笑)。

この雨で薪作りも中断です。
どうか災害になりませんように。




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