北アルプスを望む天空の棚田で、自然栽培(無肥料無農薬)でお米、大豆などを栽培、販売しています。

2020年11月30日月曜日

大豆の脱穀、干し柿作り

再び寒さが戻ってきて、朝は霜が降りたり氷が張ったりするほどの冷え込むようになりました。
先日、地元のJAから専用の脱穀機を借りてきて大豆の脱穀をしました。
この機械はハザ掛けして干していた大豆の株ごと突っ込むと大豆だけ出てくるという優れもの。
買うととても高価な機械なので借りられるのはありがたいことです。
莢やガラは風で飛ばすのですが、良い豆も一緒に飛ばしてしまってロスが出るのが少し悩ましいところですが…。
プリっとしたきれいな豆が出てきました。
これでまた味噌や醤油、納豆を仕込むことができます。
無肥料・無農薬でこんなにも豊かな恵みをもたらしてくれる自然に感謝です。
今年は種蒔き直後の7月の長雨で初期生育が悪くどうなることやらと心配しましたが、梅雨明け後の8月からぐいぐいと追い付いてくれてほぼ例年並みの生育となり、大豆の生命力の強さに感動しました。
ただ、作付面積を少し減らしたため収穫量はその分少なくなりそうです。
現状では虫食いやくず豆が混ざっているため、ここから選別機にかけて選別し、さらに仕上げに人の手による選別を経て皆様にもお届けする予定です。
12月上旬頃には販売を開始したいと思っております。
どうぞよろしくお願い致します。

話の順番が逆になってしまいましたが、大豆の脱穀に先立って干し柿を作りました。
軒下に柿すだれ、私の大好きな風景です。
この風景が見たくて毎年干し柿を作るようなものかもしれません。
干し柿が欲しいというお客様は多く、また近所には放置された渋柿の木もあるので、本当はもっとたくさん作りたいのですが、干し柿作りはとにかく手間と時間がかかるので一人ではこのくらいが精いっぱいかもしれません。
順調にいけば、年明け後1月下旬頃には食べ頃になり販売できると思います。
お楽しみに!

自給用の野菜畑では今年は大根が豊作でした。
朝晩の冷え込みで大根は甘みを増し美味しくなるのですが、この先さらに寒くなって地上に出た部分が度々凍ると、そこからスカスカになって痛んでくるため全部抜いて収穫し、
細いものを選んで、たくあん用に干しました。
軒下に干し柿と大根が並んだのを見ると本当に豊かな気持ちになります。
畑ではスペルト小麦が無事に発芽して少しづつ育っています。
鹿さん、食べに来ないでね!


 

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