昨日、無事に今年のお田植えを終えることができました。
6月1日、気持ち良く晴れてアルプスも見守る中スタートしました。
初日はいつも、上手く植えられるかどうかのドキドキした緊張感と、こうして田植えが始められることに対する感謝の気持ちがないまぜになった高揚感があります。
北アルプスを望む天空の棚田で、自然栽培(無肥料無農薬)でお米、大豆などを栽培、販売しています。
昨日、無事に今年のお田植えを終えることができました。
6月1日、気持ち良く晴れてアルプスも見守る中スタートしました。
初日はいつも、上手く植えられるかどうかのドキドキした緊張感と、こうして田植えが始められることに対する感謝の気持ちがないまぜになった高揚感があります。
来週6月初旬の田植えに向けて準備の作業に追われています。
今年も田植えの約1か月前から水を入れて代かき・湛水する早期湛水です。
山が淡いもえぎ色に染まる5月の上旬に1回目の代かき(荒代)をし、
先日、約一年前に醤油仲間と仕込んだ醤油のもろみを、搾り師さんに来てもらってお醤油に絞ってもらいました。
もろみは当農園で収穫した自然栽培の大豆・小麦を原料に醤油麹を起こしたものに塩と水を加えて仕込み、その後仲間と交代で天地返しをしながらお世話してきたものです。
https://yorokobutsuchi.blogspot.com/2020/03/blog-post.html
先ずは大釜でお湯を沸かして、そのお湯でもろみを溶いていきます。
もろみの出来の良し悪しで加えるお湯の量を加減する必要があるとのこと。
搾り師さんから良いもろみになりましたねとのお言葉をいただきホッとしました。
お湯で溶いたもろみを木製の「フネ」という道具で搾っていきます。
お醤油が出てきました!
この搾りたてのお醤油が香り高くて何とも言えずに美味しいのです。
自然栽培で大豆と小麦を育てるところから、醤油麹を起こし、もろみの仕込みを経て微生物たちの助けを借りてこうしてお醤油になって出てくるというのはとても感動的です。
搾ったお醤油は一度90℃近くまで加熱(火入れ)して不純物であるオリを分離し易くして、このところの暖かさで信州の山里にも一斉に春がやって来ました。
春の遅い信州の山里では今梅が満開でようやく散り始め。
3月は毎年味噌作り月間。
近隣のお客さんと一緒に作る味噌の会、今年も合計3回行いました。
無事に我が家の大豆と麹が無事に旅立っていきました。
上の写真はストーブに羽釜を乗せて麹にするためのお米or大麦を蒸かしているところ。
今年は久しぶりに米麹だけではなくて大麦麹にもチャレンジしてみました。
お待たせ致しました。
毎年恒例の干し柿とうどん(乾麺)の販売を始めました!
干し柿は、秋に近所の放任栽培の渋柿の実を取らせてもらい、一つ一つ皮をむいて軒下につるしただけの昔ながらの干し柿です。
お日様と風と信州の冬の寒さに当って、今年も美味しい干し柿になりました
市販の干し柿に一般的に施されている硫黄燻蒸をしていないので、見た目は黒ずんでいますが、柿のタンニン由来の干し柿本来の色です。
口に含むと広がる上品な自然の甘みをぜひご賞味下さい。
うどんは、昨年夏に収穫した南部小麦を製麺所に委託して乾麺に加工してもらいました。