北アルプスを望む天空の棚田で、自然栽培(無肥料無農薬)でお米、大豆などを栽培、販売しています。

2017年7月29日土曜日

戻り梅雨、稲と大豆と小麦と。

梅雨明けしたはずなのに、このところ曇りや雨ばかりの梅雨のような天気が続いています。
そんな日はとにかく草刈り。
田の中の草取りで忙しくて伸び伸びになってしまった田んぼの畦や土手の草をせっせと刈ります。
ササニシキは上へ上へとと伸び始め、幼穂形成期、いよいよ出穂も近そうです。
水管理をしながら見守ります。
晴れ間を見て種蒔き後ほったらかしになっていた大豆の中耕除草をしました。
草がだいぶ伸びてしまいタイミング的には例年どおり遅くなってしまいました。
元々粘土質の土のうえ、雨が多いので土が重くて作業がとてもやりにくいです。
管理機のロータリーに湿った土が固まってこびりついてしまい土がうまく飛ばせなくなってしまったり、管理機がうまく前進してくれなくて人力で押したりしながらの作業なので、普段の倍くらい疲れました。
苦労して土寄せしても、大豆の発芽率が悪くて欠株が多く、気持ちが下がってしまいます。
種蒔きの時の深さが深かったのか、ハトか根切り虫に食われたか・・。
下手したら2/3くらいしかないかもしれません(涙)。
来年への課題です。
もう一つショックなこと、収穫後ハザ掛けしたままほったらかしになっていた小麦が雨に度々当たって穂発芽してしまいました。
ハザシートを掛けていたので中の方は大丈夫なのですが、表面の雨が当る所はほぼ全部発芽。
穂発芽してしまうと小麦のデンプンが変質してしまい美味しい小麦粉にはならないと言われています。
最近雨続きだったので予想はしていましたが、ショックです。
梅雨明け前の晴天が続いている時(笑)に脱穀して取り込めばよかったのですが、田んぼの除草で忙しくてできませんでした。
中の方の大丈夫なものだけ脱穀するしかないかな?
収量はだいぶ少なくなってしまいますが…、何とか自給分の足しになるくらいは確保できるかな?
田んぼメインでやっていると、田んぼの除草と小麦や大豆の作業と時期的に重なってしまって難しいです。
少し大きめのビニールハウスをどこかに建てて、その中で干すのが良いのかな?
こちらもしばらくぶりになってしまった醤油もろみの天地返し。
ちゃんと面倒見れなくてゴメンナサイ。
でもほったらかしだったわりには塩がなじんでうまみが増して美味しくなっています。

それにしても、この戻り梅雨、このまま冷夏になってしまうのでしょうか?
早く夏らしい天気が戻って来てほしいです。




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