北アルプスを望む天空の棚田で、自然栽培(無肥料無農薬)でお米、大豆などを栽培、販売しています。

2019年6月6日木曜日

田植え終わりました!

6/2から始めた田植え、昨日終えることが出来ました。
苗たちも狭い苗代から広い田んぼに放たれて気持ち良さそうです。
あとは稲自身の力で伸び伸びと育ってくれー、と念を送ります。
自分はそのお手伝いをするだけです。
でも今年の田植えは大問題が発生。
田植え機が苗をうまく植えられなくて欠株がとても多いのです。
途中で農機具屋さんに来てもらって見てもらったのですが、どうやら機械のせいだけではなさそうです。

この田植え機はポット用の田植え機で、苗箱の中で一株一株のポットに分かれて入っている苗を植えていくのですが、機械の構造上、今年の苗の根っこ(土)の部分が通常よりも小さい上に崩れやすいためにうまく植えられないということが判明。
種蒔きの時に、床土が湿り過ぎていたために苗箱のポットの穴に土がうまく入らずにポット内の床土の量が少なくなってしまったということがありましたが、
https://yorokobutsuchi.blogspot.com/2019/05/blog-post.html
それが原因で苗の土の部分が小さくなってしまい後々になって大問題を引き起こすことになってしまいました。
それプラス土に混ぜた籾殻燻炭の量が多すぎたことが土の部分が崩れやすくなってしまっている原因ではないかと思われます。

過去には逆に土が多すぎてポットからあふれた土の部分で苗同士が根渡り(ポットの穴をまたがって根っこ同士がつながってしまうこと)を起こしてやはり機械でうまく植えられないという失敗がありました。
手植えで植えるには全く問題ないのですが、機械に合わせてうまく苗を育てるというのもなかなか難しいものです。

それから、この田植え機はヤフオクで安く買った古い機械で、古い型式ということもあって、田植え機の底についているフロートで田面を感知して油圧で植え付け部を上下させる装置の感度が鈍いようです。
そのため、全体的に深植え気味になってしまい、特に田面が柔らかめの部分では深く植えすぎてしまって苗が泥の中に埋まってしまうという事態も発生。
農機具屋さんによるとその部分は調整しようがないようで、新しい型式の田植え機の購入を勧められてしまいました。
う~ん、確かに新しい田植え機が欲しくなってしまいますが、またまたお金がかかってしまいます…。
どなたか出資していただけませんか?(笑)
深植えになってしまった部分の苗の今後の生育も気になります。
今年の田植えは課題の多い田植えとなりました。
という訳で、田植えが終わってホッとする間もなく、大量の欠株の植え直し作業に追われております。
因果応報、蒔いた種は刈り取らねばとやっていますが、腰が痛くなりそう…。
でもこの手作業での補植作業は田んぼの生き物たちにもたくさん出会えるし、意外と気持ち良かったりします。
草たちも早くもぽつぽつと出始めています。
補植作業を終えたら早めに除草作業を始めなくてはです。

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