北アルプスを望む天空の棚田で、自然栽培(無肥料無農薬)でお米、大豆などを栽培、販売しています。

2019年7月4日木曜日

田んぼの除草と小麦と大豆と。

曇りや雨の梅雨らしい天気が続いています。
田植え後約1か月がたち、ようやくササニシキの苗たちも分茎を盛んにして生育がのって来ました。
田んぼによって生育に差はあるのですが、無肥料栽培の田んぼはどうしても全体的に初期生育がゆっくりで、田んぼによってはかなり気をもむことに…。
(近所の慣行農法の田んぼに比べるとかなり見劣りしてしまいます。)
田植え後、10枚の田んぼを7~10日ごとに順番に除草機で除草することを繰り返し、先日3回目の除草を終えました。
今年は比較的初期の除草が上手くいき、全体的に例年よりも草が抑えられています。
これから株間に残った草を手で取る作業に入りますが、部分的に大きくなってしまったオモダカやコナギを拾う程度で例年よりもだいぶ楽になるのではと思います。
苗を傷める覚悟できつめに除草機をかけたのが良かったかな?
少し前(6月末)になりますが、梅雨の晴れ間を利用して小麦の刈り取りと大豆の種まきを一気に終わらせました。
秋に播いた南部小麦をバインダーで刈り取りましたが、春先に新芽をシカに食べられたことと畑の地力があまりないこともあって背丈も低く収穫量は少なめでした。
収穫が少なかったため、刈り取った麦は家に持ち帰って軒下にかけて干しました。
落ち着いた頃に脱穀機で脱穀する予定です。
収穫した小麦は今年も乾麺への加工や自家製醤油の原料になる予定ですが、足りるかな?
翌日、小麦を収穫した後の畑をトラクターで耕して、
手押しの播種機で大豆の種を蒔きました。
毎年よろこぶつち農園の大豆で味噌を仕込んで下さっている地元のお客さんに、目印のひもを動かすのを手伝って頂いてとっても助かりました。
梅雨の晴れ間はわずか2日間のみで翌日から雨の予報だったので、とにかく雨の前に~とダッシュでここまでの作業を終わらせ、ヘトヘトになりました。
今日見たら大豆が無事に発芽していました!
どうかハトやネキリ虫に食べらず、無事に育ちますように。

この時期は田んぼの除草をしながら、小麦の収穫大豆の種まき、畦や土手の草刈り、とやる事が一杯で目が回りそう。
今日の夕暮れ時、アルプスは見えませんが、山々の間から雲が沸き立つ様子がとても幻想的でした。


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