梅雨明け以降猛暑が続いていて、ここ信州の山里でも昼間は35℃近くまで上がります。
そんな暑さの中、ササニシキの出穂・開花が始まっています。
梅雨明けが早く暑い日が続いた影響か、例年よりも少し早い出穂となりました。
今年もいろいろと課題があり田んぼによってはあまり生育の良くない部分もあるのですが、それでもその生を全うしようとする稲の健気な姿に心打たれます。
「花水」という言葉があるくらい、この出穂開花の時期は特に水を必要とすると言われていて、水を切らさないよう毎日水管理に気を遣います。北アルプスを望む天空の棚田で、自然栽培(無肥料無農薬)でお米、大豆などを栽培、販売しています。
梅雨明け以降猛暑が続いていて、ここ信州の山里でも昼間は35℃近くまで上がります。
そんな暑さの中、ササニシキの出穂・開花が始まっています。
梅雨明けが早く暑い日が続いた影響か、例年よりも少し早い出穂となりました。
今年もいろいろと課題があり田んぼによってはあまり生育の良くない部分もあるのですが、それでもその生を全うしようとする稲の健気な姿に心打たれます。
「花水」という言葉があるくらい、この出穂開花の時期は特に水を必要とすると言われていて、水を切らさないよう毎日水管理に気を遣います。お田植えから1週間が過ぎて、ササニシキの苗たちも葉色を濃くして成長を始めています。
草たちもやっぱりしっかりと発芽してきたので、1回目の除草作業をして回りました。
このところの暑さで、田んぼの水はお風呂のように温かくて苗たちも気持ち良さそう。
ジブリ映画に出てきそうなフォルムの除草機を押してひたすら田んぼを歩きます。
コナギやホタルイなどの小さな草たちがたくさん浮いてきました。
草の生えない田んぼを目指して早期湛水をしたりしているのですが、なかなか草の生えない田んぼはなかなか実現できません…。
この除草機は上手くできれば株間の草も除草できる優れものです。昨日、無事に今年のお田植えを終えることができました。
6月1日、気持ち良く晴れてアルプスも見守る中スタートしました。
初日はいつも、上手く植えられるかどうかのドキドキした緊張感と、こうして田植えが始められることに対する感謝の気持ちがないまぜになった高揚感があります。
来週6月初旬の田植えに向けて準備の作業に追われています。
今年も田植えの約1か月前から水を入れて代かき・湛水する早期湛水です。
山が淡いもえぎ色に染まる5月の上旬に1回目の代かき(荒代)をし、
先日、約一年前に醤油仲間と仕込んだ醤油のもろみを、搾り師さんに来てもらってお醤油に絞ってもらいました。
もろみは当農園で収穫した自然栽培の大豆・小麦を原料に醤油麹を起こしたものに塩と水を加えて仕込み、その後仲間と交代で天地返しをしながらお世話してきたものです。
https://yorokobutsuchi.blogspot.com/2020/03/blog-post.html
先ずは大釜でお湯を沸かして、そのお湯でもろみを溶いていきます。
もろみの出来の良し悪しで加えるお湯の量を加減する必要があるとのこと。
搾り師さんから良いもろみになりましたねとのお言葉をいただきホッとしました。
お湯で溶いたもろみを木製の「フネ」という道具で搾っていきます。
お醤油が出てきました!
この搾りたてのお醤油が香り高くて何とも言えずに美味しいのです。
自然栽培で大豆と小麦を育てるところから、醤油麹を起こし、もろみの仕込みを経て微生物たちの助けを借りてこうしてお醤油になって出てくるというのはとても感動的です。
搾ったお醤油は一度90℃近くまで加熱(火入れ)して不純物であるオリを分離し易くして、このところの暖かさで信州の山里にも一斉に春がやって来ました。
春の遅い信州の山里では今梅が満開でようやく散り始め。