トラクターで代かき開始です。
乾いた土の塊が水を吸ってトラクターのロータリーで砕かれて泥になっていきます。
水は泥で濁ってコーヒー牛乳のような色。
田んぼが水田になるこの作業、結構好きです。
早くもカエルが入って来てうれしそうに鳴きはじめています。
お米農家さんはたいてい自動水平機能の付いたトラクターとドライブハロー(代かき用のアタッチメント)で効率よく作業していると思いますが、当農園は水平機能の付いていない、ドライブハローも付けられない古いタイプのトラクターなので、悪戦苦闘しながら代かきをします。
なるべく平らになるようトラクターを何回も走らせたり、ロータリーの回転を止めて高い部分から低い方へ泥を寄せてみたり。
時間と燃料がかかってしまいます。
全部で10枚の田んぼを順番に代かきしていきます。
代かきの終わった田んぼはしばらく置いて草を生やし、6月初旬の田植え直前にもう一度植え代をかく予定です。
苗は今のところゆっくりとですが順調に育っています、と言いたいところですが…。
なんと、苗代の奥の方で大異変が発生!
3日ほど前に、不織布のトンネルの隙間からスズメが侵入して苗(の下の種籾)を食い荒らしてしまいました。
これまで苗をスズメにやられたことがなかったのと、ここまで苗が大きくなれば大丈夫と思い油断していました。
スズメ恐るべしです。
被害は一部ですが、苗は余らないようギリギリしか作らなかったので苗が足りなくなりそうです。
作付けする田んぼを一枚減らすかなあ?(涙)